ひきこもりのシンママが元おたくと結婚してみたら

ひきこもりだったシンママが元おたくの夫を捕まえて結婚してからの日記ブログ。ネット仕事の話なども

そんなにシングルマザーは”社会悪”なのか。

世の中には、うるとらシングルマザーというのがいる(さっき勝手に定義)
生きるか死ぬかの背水の陣まで追い込まれて離婚した彼女たちは、
生きていくために手段を選ばない。 本当に”必死に”生きている。

例えばこんな風。
・実家に頼っていない(親子で暮らしている)
・恋人もいるわけじゃない
・土日祝日も厭わず出勤し、残業早出徹夜もする
・土日祝日出勤残業早出徹夜の際は、近所の(血縁関係等のない)住人に子供を預かってもらっている
・公的な保護は一切受けない(と心に決めている)
・基本姿勢は、”子ナシ世代と同じく働く”である

「もしかしてコピーロボットがいるんじゃないだろうか」と思うような生活ぶりの彼女たちは、どんな苦境が訪れようと子供よりも職場を優先するので、子ナシ世代には非常に評判がよろしい。

そういう”うるとらシングルマザー”を一人でも知っている子ナシ現役世代の認識は

 

『シングルマザーかくあるべし』 である。

ついでにいうと

『彼女のようにできないシングルマザーは、怠けている』

という認識も持っていて、公然と責めるヒトもいる。

 

いや、いいんだ。そういう認識をもつのは個人の勝手なので。

それ自体はかまわないんだけれど…。

ちょっと自分の顔を鏡で見て欲しいのである。

そうやって他のシングルマザーを責めるあなた自身は、果たしてどういう子ナシ現役世代であろうか?

たしかに、自分にも他人にも厳しい”うるとらシングルマザー”は、数多の苦難を乗り越えて生きてきただけにその言動にはいちいち説得力があるし、人格もできていて尊敬すべきヒトも多い。

そういう風になるのは理想の一つなのかもしれない。

けれど、個人個人バックグラウンドが違うのに、ただシングルマザーというだけでそれを他に押し付けるのはいかがなものだろう?

そして、それを押し付けているあなたの姿はどうなんだろう?

 

例えば、あなたが女性上司だったとして

「どうして、シェリル・サンドバーグはあんなに素晴らしい女性上司なのにあなたは違うの?」

「それができないのは、あなたが怠惰だからなんじゃないの?」

「私が知っている女性上司は、もっと必死に生きてるのにあなたはどうしてそうできないの?」

と言われたら、どう感じるだろうか?

腹がたつのではないだろうか?

「あなたに私の何がわかるんだ」と憤るのではないだろうか?

 

「あの人ができているのに、どうしてあなたはできないの?」

それは、”あの人”と”わたし”は別の人間だから。

抱えているバックグラウンドも違えば、とりまく環境さえ大幅に違う。

ましてや、理想とする生き方さえもことなるというのに、何故にシングルマザーというだけで、”あの人”と同じ生き方を強要されなければならないのか。

 

 

「好き好んでシングルマザーになったんだから、それくらい強要されても当然」

「シングルマザーになるという選択をした時点で、他者からのそういった反応は織り込みずみなはずである。にもかかわらず、こういった文章を上げるのは愚の骨頂である」 という人も中にはいるでしょう。

 

でも、

仮にその主張が正しかったとしても、あなたにシングルマザーを責め立てる権利が生じているわけではない

ということに思い至ってほしい。

 

そんな”ちょっとの想像力”さえも必要もないくらい、

シングルマザーというものが”社会悪”であるならば、話は別だけど。